UTSUWA & LIVINGWARE STROLL ストロール

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『& Premium』12月号
器を知る、学ぶ、楽しむ。
(マガジンハウスより出版)

巻頭企画の「ギャラリーやショップに聞く、いま知りたい日本の器作家」で、池田優子さんと長戸裕夢さんの器をご紹介させていただきました。
大好きなお二人の作品を、ずっと愛読してきた雑誌内でお話できたことがとても嬉しいです。

沢山の素敵なギャラリーや作り手、またセンス溢れる使い手さんたちの器の楽しみ方など、器好きにはたまらない内容です。
器の保存版ガイドブックとして、ぜひお手元に一冊お求めください。

取材を担当してくださったライターさんは、実は前にも取材していただいたことがあった方。
今回は残念ながらお会いできませんでしたが、お電話で丁寧に聞き取りをしてくださり、私の要領を得ない長話から一番伝えたかった核の部分をちゃんと掬いあげて、纏めてくださいました。
物づくり同様、皆に愛されている雑誌の後ろ側にもまた、こんな風にひとつひとつの記事と真摯に向き合っている作り手の方々がいらっしゃることに、改めて気づかされました。心からありがとうございます。

ちなみに、今回ご紹介しました池田優子さんは、11月に都内で展示会が、弊店では12月に開催いたします。
長戸裕夢さんは、少し先にはなりますが来年の7月に、弊店では初となる展示会を予定しております。

増渕篤宥展、無事終了いたしました。
四国では初めてとなる今展に、初日から最終日まで沢山の方に気にかけていただきました。
長年個展を楽しみに待っていてくださったお客様の熱量に胸が熱くなり、初めて作品を手にするお客様と共に美しさを讃えながら、幸せな時間を過ごさせていただきました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして増渕さん、2日間の在廊お疲れ様でした。
お客様と一緒に増渕さんの軽快なトークに大笑いし、そして物づくりに向き合う誠実でひたむきな姿勢に、改めて心を打たれました。

次回の展示会はまた3年後に予定しております。

Filed under : 増渕 篤宥

9/25(土) – 10/3(日)
11:00-16:00
会期中無休
土日は17:00まで

宮崎県で作陶されている増渕篤宥さんの展示会を開催いたします。四国では初の開催となります。
モダンでスタイリッシュなモノトーンの器。
緻密な彫細工が施された釉象嵌の器。
その他、耐熱の器なども多数並びます。
手間をかけ、丹精込めて生みだされる繊細で優美な作品を、この機会にぜひご高覧ください。

※会期中ご入店の人数制限をさせていただきます。お待ちいただく場合がありますことを予めご理解ください。

[作家プロフィール]
1970年 茨城県笠間市に生まれる
1990年 東京デザイナー学院 工芸工業デザイン科卒
1991年 愛知県立瀬戸窯業高等技術専門校 陶磁器デザイン科卒
1992年 同校専攻科卒
1992年 愛知県瀬戸 喜多窯霞仙陶苑に入る
1997年 茨城県笠間 笠間焼窯元向山窯に入る
2004年 宮崎県綾 照葉窯に入る
2005年 宮崎県北諸県郡高崎町にて独立開窯
2010年 宮崎県小林市に移転
現在に至る

 

川口武亮展、無事終了いたしました。
会期中足をお運びくださった皆様、心よりありがとうございました。

3年前の展示とは一味も二味も違ったラインナップで、今回は一点ものの渋い作品を数多く届けていただきました。
私からもお抹茶を愉しめるような碗をと、渋めなリクエストをさせていただきました。
皆様の反応を興味深く拝見していましたが、作品ひとつひとつを手に取って時間をかけて見て下さる方が多く、
お茶を習ってみたいとおっしゃる方が、初めての茶碗を選んでくださったりなど
嬉しい気持ちを沢山いただきました。

断片かも知れませんが、作り手が今感じているものをご覧いただけたかなと思います。
そして次の展示会でも、きっとまた新たな変化があるのでしょう。
武亮さんが追い求める先を、一緒に旅をするような気持ちでこれからも見届けていきたいと思います。

今展で制作いただきました作品の一部は、常設とオンラインで引き続きお楽しみください。

Filed under : 川口 武亮

 

2021.7.24(sat) – 8.1(sun)
11:00-16:00
会期中無休 土日は17:00まで
※ご来店時はマスクの着用と手指の消毒をお願いいたします。
※店内混雑時は人数制限をさせていただきます。あらかじめご了承ください。

昔から磁器の産地として知られる佐賀県有田。
その地で土ものの器を制作している川口武亮さんの展示会です。弊店では2回目の開催となります。

藁灰、樫灰、林檎灰など自然灰を釉薬に用いた器は、年を追うごとに表現力を増し、見るものの心に深く訴えかけます。
移ろいゆく季節の濃淡。
自然の力強さや儚さ。
それぞれの作品から伝わる繊細な情感を感じとっていただければ幸いです。

川口 武亮 (かわぐち たけりょう)
1974年 佐賀県有田に生まれる
2000年 有田窯業大学校ロクロ科絵付科を卒業
2001年 番浦史郎氏に師事
2002年 花岡隆氏に師事
2005年 有田にて独立
以後、各地で展示会を開催

弊店インスタグラムでは作品や展示会風景を随時ご紹介いたします。
また会期中盤からはオンラインストアに作品を掲載いたしますので、合わせてお楽しみください。

昨日をもちまして、伊藤環さんの展示会を終了いたしました。

一年前のオンライン個展からの、店内での初個展。
まさかのコロナ2年目突入で、残念ながら環さんの在廊は叶いませんでしたが、見応えたっぷりの素晴らしい作品を届けてくださり、美しい店内景色をお客様とともに堪能した9日間でした。

足をお運びくださった皆様、オンラインストアを覗いてくださった皆様も、心よりありがとうございました。
環さん、連日連夜の制作に弾丸搬入ドライブ、お疲れ様でした。

お選びいただいた作品がそれぞれの場所で愛され、日常がまたすこし楽しく、気持ちを明るくするお手伝いができましたら幸せです。
今展での作品の一部は、引き続き店頭とオンラインともにご案内いたします。
また以前より常設でもご案内しているランプシェード、今回新しく届いた琺瑯釉シェードと合わせて、こちらも引き続きご覧いただけます。

オンラインストアよりご注文の皆様へ
ただ今順番に発送を進めております。まだお届けできていない方、あと少しだけお待ちください。

本日31(月)・6/1(火)・2(水)とお休みをいただき、今週の営業日は3(木)のみです。
なお6月の営業日につきましては弊店HPの【STORE INFO】でご確認ください。

Filed under : 伊藤 環

期間 2021.5.22(sat) – 5.30(sun) 
会期中無休
営業時間 11:00-16:00
(土日は17:00まで)

*ご来店時はマスクの着用と手指の消毒をお願いいたします。
*店内混雑時は人数制限をさせていただきます。あらかじめご了承ください。

白泥、枯淡釉、柞灰、錆銀彩など、独創的な釉薬がみせる景色。
作家の手から生まれる形は、風格とエレガントさを備えながらもどこかのびのびと、鷹揚な空気を纏っています。
普段の日常をすこし特別なものに感じさせてくれるような器や花器などがたくさん並びます。
この機会にぜひご高覧ください。

作品や展示会風景など、随時インスタグラムにてご紹介していきますので、そちらも合わせてご覧いただければ嬉しいです。

作家プロフィール
伊藤 環(いとう かん)
1971年生まれ。
大阪芸術大学卒業後、京都にて山田光氏(走泥社創始)に師事。
信楽 “陶芸の森” にて各国若手作家と競作の後、郷里秋月へ戻り、父 橘日東士氏と共に作陶。2006年神奈川県三浦市三崎に開窯。2012年岡山県岡山市に移住。

小澤基晴オンライン個展に伴う発送につきまして。
事情によりお届けを待っていただいている方以外は、本日で全ての発送を終えました。
明後日10(水)あたりまでにはお届けが完了するのではと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

小澤さんと展示会のお約束を取り交わした5年前。
次の個展は東京オリンピックの翌年ですね、と話したことを覚えています。
まさか中止(延期?)になるとは夢にも思いませんでしたが・・・

直前まで迷いに迷って、決断したオンライン個展。
店内にお客様をお迎えできなかったこと、小澤さんにお会いできなかったことが残念でしたが
皆さまの心のこもった温かいメッセージの数々に救われました。
そして、小澤さんと小澤さんの作品は、なんと多くの人に愛されているのだろうと
改めてひしひしと感じた10日間でした。
ご覧いただきました皆々様、本当にありがとうございました。

Filed under : 小澤 基晴

小澤基晴さんオンライン個展は2/27(土)10:00よりスタートです。

オンライン個展特設ページは下記のアドレスになります。
小澤基晴オンライン個展特設ページ→

【オンライン個展 お約束とお願いごと】のページを必ずお読みください。
小澤基晴オンライン個展 お約束とお願いごと→

ご注文作品はお一人様(一家族という意味です)8点までとさせていただいております。
その中でも、下記の作品につきましては、それぞれ個数制限を設けさせていただきます。
(ご注文時に制限個数までしかカートに入らないよう設定をいたします。)

1 粉引重ね小鉢  お一人様1点まで
2 ブロンズしのぎ8寸浅鉢 お一人様4点まで
3 ブロンズしのぎ7寸浅鉢 お一人様4点まで
4 輪花4寸皿 各色それぞれお一人様1点まで
5 輪花豆皿 各色それぞれお一人様1点まで
6 すみれ シュガーポット お一人様1点まで
7 3色重ね小鉢 お一人様1点まで
8 飴釉マグ L お一人様2点まで
9 飴釉マグ S お一人様2点まで
10 飴釉カフェオレボウル お一人様2点まで

Filed under : 小澤 基晴

 

小澤基晴さんオンライン個展は2/27(土)10:00よりスタートです。

オンライン個展特設ページは下記のアドレスになります。
小澤基晴オンライン個展特設ページ→

【オンライン個展 お約束とお願いごと】のページを必ずお読みください。
小澤基晴オンライン個展 お約束とお願いごと→

今回はオンライン上での展示会になりましたが、すこしでも店内での展示会気分を味わっていただきたく、イメージ動画を作りました。
作品の芸術性、色彩の美しさ、料理との調和など、少しでもお伝えできれば嬉しく思います。
ぜひご覧になってみてください。

動画を撮影編集してくださったのは、常日頃からストロールに大きく関わっていただいているLily photo。
伝えたイメージを、遥かに超えた素晴らしい映像に仕上げてくださいました。

食卓風景に登場するお料理は、発酵料理家の村上ともみさん作。
お教室では何年も前から小澤さんのブロンズの器を使ってくださっています。
買っていただいたのは店がまだ今の場所ではなく私の自宅でやっていた頃、小澤さんの器が普通に店頭に並んでいた頃の話です。
今回は、器に合わせてリクエストした料理を、発酵調味料を使って作ってくださいました。動画に登場するお料理のレシピは、近日中にサイトでもご紹介があるのだそう!そちらもぜひ覗いてみてくださいね。

【1 day 1 spoon】
http://1day1spoon.com/

職種は違えど、いつも周りにはクリエイティブで感性豊かな素晴らしい仕事仲間たちがいて、手を差し伸べてくれる。
そんな恵まれた環境に、改めて感謝します。

最後になりましたが、音楽は弊店でもCDをご案内している木太聡さんの「希望する」という曲を使わせていただいています。
気の合う友人たちと賑やかに食卓を囲む日が、遠からずやってきますように、と願いを込めて。

Filed under : 小澤 基晴