UTSUWA & LIVINGWARE STROLL ストロール

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2025.3.15(sat) – 3.22(sat)
11:00-17:00 会期中無休
作家在廊日 3.15 (sat)

柔らかな白。凛と涼しげな白。グレイッシュな白。
それぞれにニュアンスの感じられる表情豊かな白と、滑らかな曲線美。
お茶の器から、日々の食事の器。
空間を彩る燭台やランプシェード、ジュエリーボックスなど
幅広いラインナップにてご案内いたします。
萌芽の候、ぜひお出かけください。

角田 淳 ツノダ ジュン
1975年 熊本県に生まれる
1999年 有田窯業大学校絵付科 卒業
2001年 陶芸家の夫、松原竜馬氏と共に愛知県常滑に築窯
2014年 夫の故郷、大分県宇佐市に住居を移し、築窯
以降、国内外で幅広く展示会を開催

2025.2.22(sat) – 3.1(sat)
11:00-17:00 会期中無休
作家在廊日 2.22 (sat)

長戸さんの作品づくりはまず原料を作るところから始まります。
陶石を掘り、砕き、水を加え、不純物を取り除き、粘土を作る。磁土も釉薬も業者から購入するのではなく、自らの手で作ります。
そして素材の可能性を最大限に引き出しながら、自分の目指す美しい質感を模索する。その手間のかけ方と探求心の強さには、話を伺う度に心打たれます。
古陶磁への憧憬と敬意と共に作られた作品、その静かな世界観を、ぜひご高覧ください。

長戸 裕夢 ナガト ヒロム
1989年 愛媛県砥部町に生まれる
2009年 京都府立陶工高等技術専門校 卒業
2011年 京都市産業技術研究所 陶磁器コース専攻科 修了
愛媛県砥部にて作陶を始める
2015年 土掘りを始める
2016年 薪・炭併用の窯を築窯
2017年 北川毛古窯の調査、研究を始める
2023年 愛媛県東温市下柱に登り窯を築窯
現在、各地で展示会を開催

今年最後の展示会は12/7(土)より、松塚裕子さんの作品展を予定しております。
豊かな色と、どこか静謐な佇まい。
12月にふさわしい風景になるのではと思っております。
小規模な展示になりますので、会期中は冬の衣類や香りのアイテムなど常設のお品ものも交えながらご案内いたします。

【 松塚 裕子 展 】

2024.12.7(sat) – 12.14(sat)
11:00-17:00 会期中無休

*ご来店時は手指の消毒をお願いいたします。
*店内混雑時は人数制限をさせていただきます。あらかじめご了承ください。

白、茶、グリーン。色と色のあわい。
拾った石、夜明けの空、季節の移ろい。
作家が生み出す豊かな色彩が心にすっと沁み入るのは、身近な自然の風景や気配を写し込むように作られているからなのだと思います。
印象的な形。それぞれの器との取り合わせも楽しみながらご覧ください。

松塚 裕子 マツヅカ ユウコ

1981年 福岡県生まれ
2004年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン科陶磁専攻卒業
2006年~2010年 神戸芸術工科大学造形学科陶芸コース実習助手として勤務
2010年 東京都深大寺の自宅工房にて制作を始める
以後、各地で個展や企画展を開催

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grace ヴィンテージラグ + 増渕 篤宥 展

様々な国から集められた古き良き味わいのヴィンテージラグ。
そのアート性の高いデザインや色彩には独自の魅力があり、インテリアアイテムとして高い人気を誇っています。
この度、graceセレクトによる販売会を開催いたします。
今展ではイランやアフガニスタン、トルコなど中東の部族によって作られた手織りのラグを中心にご覧いただきます。
併せてヴィンテージラグと通じる異国的で繊細な美しさを持つ陶芸家、増渕篤宥さんの作品もご案内いたします。
ラグと陶。それぞれ遠く離れた土地で生まれる美しい手仕事、その調和をお楽しみください。

grace 店主 御前 かよ(みさき かよ)
大学で建築都市デザイン、日本建築史を学んだ後、設計事務所や工務店に勤務。
歴史を刻んできた建築や家具、器といった手仕事に惹かれ、次第に中東のヴィンテージラグの、ひとつとして同じものがない部族の感性と手仕事の魅力の虜になる。
現在はオンラインでの販売と国内外での販売会を中心に活動中。

増渕 篤宥 (ますぶち とくひろ)
1970 茨城県笠間市に生まれる
1990 東京デザイナー学院 工芸工業デザイン科卒
1991 愛知県立瀬戸窯業高等技術専門校 陶磁器デザイン科卒
1992 同校専攻科卒
1992 愛知県瀬戸 喜多窯霞仙陶苑に入る
1997 茨城県笠間 笠間焼窯元向山窯に入る
2004 宮崎県綾 照葉窯に入る
2005 宮崎県北諸県郡高崎町にて独立開窯
2010 宮崎県小林市に移転
以後、各地で展示会を開催

期間 10/19(土) – 10/26(土) 会期中無休
営業時間 11:00 – 17:00
作家在廊日 10/19(土)

昔から磁器の産地として知られる佐賀県有田。
その土地で土ものの器に拘り制作されている川口武亮さんの展示会を開催いたします。
様々な種類の木灰を釉薬に用い、灯油窯や登り窯で焼かれた器。
作家の手と火の力、自然灰と土の溶け合いによって生まれる景色にはひとつとして同じものがなく
手に取り眺めていると、その情感豊かな世界に引き込まれていきます。
武亮さんの作品には、自然の力強さのなかに儚さや脆さを内包したような魅力をいつも感じています。

深まる秋。
移ろいゆく季節と共に、作品との静かな時間を過ごしていただけましたら幸いです。

川口 武亮 (かわぐち たけりょう)
1974年佐賀県有田に生まれる
2000年有田窯業大学校ロクロ科絵付科を卒業
2001年番浦史郎氏に師事
2002年花岡隆氏に師事
2005年有田にて独立
以後、各地で展示会を開催

(写真 Lily photo 徳丸 哲也)

陶芸作家、池田優子さんの手掛けるアロマポット。(税込17,600円)
家で過ごす時間をより楽しく、豊かに感じさせてくれます。
いつも皆さまにご好評をいただきお問い合わせも沢山いただいており、店頭では在庫切れとなっている場合が多いですが、のんびりとお待ちいただける方にはご予約を承っております。

ご予約をご希望の方は
*お名前
*お届け先ご住所(通販の場合)
*ご連絡先番号
*ご希望のカラーと形
をご記入の上、information@stroll-store.com までご連絡ください。

左から、グレー丸型・黒丸型・黒三角型の3種類でご案内しております。
カラーにつきまして、「黒」は実際には真っ黒ではなく、チャコールグレーのようなニュアンスのある色合い、「グレー」はピンクベージュにも見える色合いになります。
作家ものの器同様、ひとつひとつ手仕事で成型、焼成をしておりますので、形や色合いに個体差がありますことをご了承ください。

左:黒・三角型 右:黒・丸型

グレー・丸型

朝起きて、目覚めの香りを。
ソファのサイドテーブルで読書の時間に。
眠りにつく前の寛ぎ時間に。
シンプルながら存在感のあるポット。心地よい香りのある暮らし。
ご自身のライフスタイルに合わせて様々なシーンで楽しんでいただけましたら嬉しいです。
ポットと一緒にお使いいただけるよう、天然100%のエッセンシャルオイルでお作りしたブレンドオイルもご用意していますので、併せてお楽しみください。

※アロマポットのご使用の注意点がございます※
直火に耐える目の粗い土を使用しておりますため、火を消して上皿に水が残っている状態で放置していると上皿から水が少しずつ滲みだし、漏れてくるようになっています。ご使用後は必ず残った水を捨てていただくようお願いいたします。
慣れるまでは、濡れても大丈夫な場所でご使用いただくか、ポットの下にトレイを置くと良いかもしれません。
その他、ご購入の際にはご使用の注意点をまとめた「取り扱い説明書」をお付けしておりますので、ご一読の上お使いくださいませ。

 

日頃ご来店頂いているお客様方にはすでにお知らせしており、皆様楽しみにお待ち頂いているようです。
KITAWORKS 木多隆志さんの展示会は、今回で3回目になります。

すでにキタワークスファンの方も、家具をまだあまりご覧になったことのない方も、皆様に楽しんで頂けるラインナップになっているのではと思います。
この機会にぜひご覧ください。

【 KITAWORKS FURNITURE EXHIBITION 】

2024.7.6 (sat) – 7.14(sun)
11:00-17:00 会期中無休
作家在廊日 初日 6 (sat) ・ 最終日 14 (sat)

*ご来店時は手指の消毒をお願いいたします。
*店内混雑時は人数制限をさせていただきます。あらかじめご了承ください。

岡山県津山市に工房を構えるKITAWORKSの展示会を開催いたします。
木と鉄、真鍮、革など、素材が持つ特性や美しさを生かしながら独自の視点によって生み出される家具は、デザイン性に優れながらも軽やかで心地良く、空間の様々なシーンにさりげなく溶け込みます。
弊店では3回目となる今展。
近年手掛けられた新作も含め、チェアーやテーブル、キャビネット、照明など幅広いラインナップでご案内いたします。
普段とはがらりと違う店内も楽しみに、ぜひお運びください。

木多 隆志 Takashi Kita
1978年 先代の父が木多溶接工業を創業。
2009年 金属加工の技術を生かしつつ木工技術も取り入れ、家具デザインと制作を行うKITAWORKSとしてスタート。

location コーヒースタンドソラシト
写真 Lily photo   Tetsuya Tokumaru

 

 

 

今展でのDMを制作するにあたって、松山市千舟町にあるカフェ「コーヒースタンドソラシト」にて撮影をさせて頂きました。

こちらのカフェにはテーブルや椅子、ベンチ、カウンターの照明など、KITAWORKS の家具をいろいろとご使用いただいています。まだカフェに行かれたことのない方、木多さんの家具にご興味あります方も、ぜひ足を運ばれてみてください。

写真の椅子「CHAIR No.5」は、木多さんが作家として活動を始めた初期の頃から制作されているもの。
木材、革、金属の異なる素材が美しく融合し、細いラインからはしなやかさを感じます。
背あたりも柔らかく、座り心地も良い。ダイニングチェアーとして弊店からも多くのお客様にご案内してまいりました。我が家と店でも長年愛用しています。

座面はレザーと布地が、数種類のカラーの中から選べます。また鉄脚もステンレスに変更可能。
今展では写真の黒革座面の他に、ベルギーリネン張りの椅子も展示を予定しており、こちらは弊店らしいご提案になるかなと思っています。

 

2024 6.22 (sat) – 6.29 (sat)
11:00-17:00 会期中無休

*ご来店時は手指の消毒をお願いいたします。
*店内混雑時は人数制限をさせていただきます。あらかじめご了承ください。

弊店では初めてとなるたくまポタリーの展示会を開催いたします。
作り手である宅間祐子さんの器は、柔らかな曲線を描くフォルムと繊細で豊かなニュアンスカラーが魅力。
今展ではその魅力を存分に引き出したFlower vase (花器)を中心に、また普段使いしやすいプレートやカップなども合わせてご案内いたします。
お気に入りを探しに、ぜひお運びください。

宅間 祐子 (たくま ゆうこ)
1974年 三重県伊勢市に生まれる。
広島、伊賀、伊勢、石垣島、九谷と移り住みながら制作を続け、現在は石川県金沢市にて作陶。

【会期中のイベント】
*6/22(土)5works. 出張花店
いつも展示会で店内装花をお願いしている5works. 石川京子さんのセレクトした生花を販売いたします。
花器と合わせてお楽しみください。

*6/23(日)5works. 花あしらいのワークショップ
たくまポタリーの花器を使って季節の花あしらいを楽しんでいただきます。
11:00 – 13:00 / 14:00 – 15:30
参加費 5,000円(税込)*満席となりました
ワークショップ後にお茶とお菓子のご用意がございます。
6/2(日) 20:00よりご予約を承ります。
参加ご希望の方は @5works までお申し込みください。

2024.5.5(sun) – 5.11(sat)
11:00-17:00 会期中無休
作家在廊日 5.5(sun)

長年変わらず陶芸界を先導し影響を与え、日常の食卓からプロの料理人まで幅広い使い手たちを魅了し続けている伊藤環さん。
古き時代の背景を取り入れつつ、独自の感性と熟練した技術によって生み出される作品は、いつも私たちに新しい考えや造形を見せてくださいます。
今展では新作の釉薬を使った作品「gris」の発表、その他にも弊店では初めてのご紹介となる器が多数並びます。ぜひ足をお運びください。

伊藤 環 イトウ カン
1971年生まれ。
大阪芸術大学卒業後、京都にて山田光氏(走泥社創始)に師事。
信楽 “陶芸の森” にて各国若手作家と競作の後、郷里秋月へ戻り、父 橘日東士氏と共に作陶。
2006年神奈川県三浦市三崎に開窯。
2012年岡山県岡山市に移住。

3/23(土)より茨城県笠間市にて作陶されている小林耶摩人さんの展示会を開催いたします。
DMも仕上がりまして、店頭と合わせて日頃よりお世話になっているお店さんにも置かせて頂いているところです。
どちらかで見かけましたら、手に取って頂けると嬉しいです。

【 小林 耶摩人 展 】

3/23(土) – 3/30(土)
11:00-17:00 会期中無休

※ご来店時は手指の消毒をお願いいたします。
※店内混雑時は人数制限をさせていただきます。あらかじめご了承ください。

出張先の、とあるギャラリーで目に留まった、淡いグリーンを帯びた白の7寸皿。
手に取ると、ちょうど良い重み。ざらりとした質感は石を撫でているように心地よい。
すぐ隣に並べて置かれてあった同サイズの、古い金属のような黒のお皿と合わせて買い求めました。
このプレートに絵を描くように料理を盛りつけてみたいと思ったのが、小林さんの器との初めての出会い。ぼんやりと記憶にあったお名前と、ご本人の作品が一致した瞬間でした。

あれから数年を経て、この度初めての展示会を開催いたします。
鉄分の多い笠間の土を原料に伝統的な風合いを生かしながら、きりりとシャープな造形美が目を惹く器たち。そのシンプルなデザインの中には確かな技術が伺えます。
強い主張がある訳ではないのに、すっと自然に手が伸びる。それこそが小林さんの器の力なのだと思っています。
料理を盛りつけて完成する引き算の美学。弊店で皆様に作品を手にして頂けるのが今から待ち遠しいです。
この機会にぜひご高覧ください。

小林 耶摩人 コバヤシ ヤマト
1983年 茨城県笠間市生まれ
2006年 法政大学 国際文化学部 国際文化学科 卒業
2013年 茨城県工業技術センター窯業指導所 成形科 修了
2013年 額賀章夫氏に師事
2015年 笠間市にて独立