安部太一さんのうつわ
2013.07.10
安部太一さんの器が入荷しました。
青釉、白釉、茶釉の3色からなる安部さんの世界。西洋の静物画、静かなバロック音楽、教会の神聖な空気感・・・。そんな感じのものを連想させるような佇まい。芸術性の高い作品でありながら、暮らしに自然となじむ民藝の趣も合わせ持つため、どこか懐かしさも感じます。
生活感を感じさせない美しいものを日常に取り入れて楽しむ感性が、より上質で豊かな暮らしにつながることを教えてくれる、そんな器たちです。
写真は届いたなかのごくごく一部。たくさん作っていただきました。ちいさな店内では全て展示できませんが、お声かけいただきましたらお出ししますので、お気軽にどうぞ♪
ブログ、またオンラインストアでもこれから少しずつご案内していく予定です。
静かで穏やかな空気が流れているような・・・。ほんと、絵になります。
営業時間のご案内
2013.07.10
おはようございます。
本日は営業日ですが、子供の学校行事のため13:30~15:00の間だけクローズします。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
及川静香さんのうつわ
2013.07.08
益子の及川静香さんの器が入荷しております。
今回は、しのぎカップ(2100円)、しのぎ飯碗(2310円)、粉引5寸皿(1890円)。特にしのぎカップは毎回あっというまになくなってしまうので、たくさん作っていただきました。粉引の色合いも、鎬の鉄色も、前回よりもさらにさらに良くなっている気がします。蹴轆轤ならではのゆるく大らかなライン。豊かな自然を感じる、素朴で力強い作品です。
今なら数が揃っておりますので、ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。
及川さんの作品も、近々オンラインストアでご案内予定です。そちらもどうぞお楽しみに。
アップルカスタードパイとアイスコーヒーでおやつの時間。この5寸皿、お菓子をのせるのに最適です。しのぎカップは飲みもののほかにデザートを盛りつけても良さそうですね。コーヒーゼリーや、抹茶スポンジと小豆で和風トライフルとか似合いそう。
池田優子さんのマグカップ
2013.07.01
池田優子さんのマグカップ。モダンでかっこいい形と池田さんならではの独特な色合い。女性だけでなく男性にもとっても人気です。
上のマグはすこし緑がかった深い青。経が大きく高さが低めなので、飲みものだけでなくスープマグとしても。ミネストローネ、かぼちゃスープ、クラムチャウダー・・・などなど。食材の鮮やかな色も綺麗に映えそう。
また果物やデザートを入れて。個人的にはこの青に真っ白いアイスクリームを入れたら素敵かな~と思います。使い方を断定せずにいろんな用途で使ってほしい器です。
こちらは縦長マグカップ、2種類。
複数の色が混ざり合ってできたような、なんとも言えない複雑な色合いが魅力です。2色の変化も楽しい。
オンラインストアでも掲載しております。どちらのマグカップも今回始めてのご案内です。ぜひご覧になってみてください。
子犬印のコーヒーポット
2013.06.25
本間製作所 子犬印 コーヒーポット(5人用) 8,242円 クリーマー(3人用)2,625円
ステンレス加工技術で長年の歴史を誇る本間製作所の仔犬印「elm」シリーズのコーヒーポットとクリーマーが入荷しました。
無駄のないシンプルで美しいデザインと、上質なステンレスの質感。もともと業務用として作られたものなので、とても使いやすくて丈夫。素敵なカフェでも使われているのを度々お見かけします。こちらは5人用サイズで、900CCほど入ります。
土ものの器とも相性バツグン。こちらのカフェオレボウルは原田七重さんの作品。
陶器、ステンレス、木工、鉄・・・。食卓のうえで異なる素材のものを組み合わせて楽しむのが好きです。
今は店頭でご案内しておりますが、後日オンラインストアでもご案内する予定です。
神山結子さんの布もの
2013.06.24
神山結子 手ぬぐい 1200円 コースター 500円
岡山の染織家、神山結子さんの手拭いとコースターが届きました。この度初めての入荷です。
身近な植物の色彩や曲線をカタチにしたテキスタイル。シルクスクリーンという技法によって制作されています。どの柄も色も、優しくてかわいくて、でも渋い。和の要素と洋の要素(北欧テキ?)の両方を合わせ持つ雰囲気。一目見て神山さんの作る布のファンになってしまいました。
上の写真は手ぬぐい、いろいろ。
手ぬぐいは、ハンカチとして使ったり、テーブルウェアとして使ったり、包んだり、かぶせたり・・・
と、使い方もいろいろ。贈りもののラッピングとして使っても素敵です。(ちなみにお酒やワインボトルなんかも手ぬぐいで素敵に包めるのです♪)
また和装の装いのポイントに半襟として使うという方もいらっしゃいます。
神山さんの布、ぜひお気に入りを探しにいらしてください。
お弁当箱を包んでみました。
使い始めて1ヶ月ちょっと。お洗濯を重ね、布もくったりと馴染んできました。
増渕篤宥さん 白と黒の器
2013.06.24
左上:トクサ湯呑み(径7.5×高さ5センチ)1890円 左下:トクサ豆皿(径8.5センチ) 1575円
右上:トクサ豆鉢(径8センチ)1575円 右下:白線豆皿(径9センチ)1050円
つづいて、増渕さんの白と黒の器をご紹介。
黒地に白のラインがひきたつシックでモダンな器。黄土色に変化した釉がとろりと流れているところにも惹かれます。
上の写真はどれも手のひらサイズ。作家の表現する美や世界観がちいさな器のなかにギュッとつまっています。それを手のなかにすっぽり包んで感じることができるのって、なんだかとても贅沢。ときどきお見かけする豆皿収集家の方の気持ち、とてもよく分かります・・・
トクサ文片口浅鉢 5250円 sold out
こちらはご紹介に間に合わず完売してしまいましたけど、せっかく写真を撮っていたので・・・
お煮ものや天麩羅を盛って、にぎり寿司を並べてもよさそう。
私もいつかは自分用に手に入れたい、大好きな器です。
淡萌黄釉マグカップ 3150円
滑らかな白に個性的なフォルム。存在感たっぷりの大きめマグカップです。
個人的にも大好きな淡萌黄釉。あるお店のオーナーさんが「色気のある」器と表現していたなぁと思い出しました。なるほど、そのとおり。すべすべとした肌合いに柔らかな曲線美。口縁からとろりと流れる釉も、どこか色っぽいです。
形が本当に綺麗なので、花を飾る器などに使っても素敵なのでは、と思います。
増渕篤宥さん 色釉のうつわ
2013.06.24
増渕篤宥 リムプレート(径:23.5センチ) 5250円
宮崎県で作陶されている増渕篤宥さんの器が入荷しております。
こちらの青、黄色、緑の彫り細工の器たち。彫刻刀で彫った後に釉薬を掛ける釉象嵌(ゆうぞうがん)という技法を用いて作られています。高い技術はもちろんのこと、きっと多くの時間と労力を惜しまず費やされたのだろうということが一目で分かります。どうやったらこんなに綺麗に正確に彫ることができるのでしょう。ブキヨウな私にはとてもヒトによる手作業とは思えません・・・。
でも、手に取ると器の円みや柔らかさが温もりとともにじんわりと伝わってくるのは、やっぱり手仕事によるものだからこそなのです。
上の写真のリムプレート、私も暮らしのなかで使わせていただいています。ハンバーグやオムライスなど、日常の簡単な晩ご飯のおかずが、とたんに上品な一皿に!使うたびに幸せ感をいただけるプレートです。
黄釉 輪花豆皿(径:9センチ)2100円 一輪差し(高さ:8センチ)黄3885円 緑3675円
小さいけれど、この優美な佇まいと存在感。まさに芸術作品。
小澤基晴さんの翡翠釉
2013.05.27
小澤基晴 翡翠釉5寸リム皿 2100円 川端健夫 デザートフォーク 2625円
小澤基晴さんの新作、翡翠釉。青のような、深い緑のような。光が当たるとまた違った色合いにも感じられます。初めて手に取ったときとても不思議な気持ちになりました。同時にワクワクする気持ちも込みあげて。さてこれからなにをのせてみましょう・・・。試しに家にあったレーズンサンドをのせたら、ラムレーズンの黒が効いてとても素敵な一皿になりました。川端健夫さんの桜のフォークを添えるとちょっと柔らかい雰囲気に。また、しっかり使い込んだ真鍮のフォークに合わせても渋い感じで似合いそう。ブロンズ釉のマグカップと一緒に使ってもきっと素敵。
先日倉敷で行われたフィールドオブクラフト倉敷で小澤さんとお会いしたとき、とても印象に残った言葉がありました。「僕の作る器は使い手を少し悩ませてしまうかも知れません。でもそんな器もまたいいんじゃないかなと思うんです。」と。
うんうん、納得。とてもいいです。この器になにをのせようか、どんなお料理が似合うかな、と思考をめぐらせるのは器好きには幸せな時間。そしてお料理と器が一体となって美しい絵となったときの喜びといったら。
翡翠釉の器、これからいろいろお料理をのせて、どんな絵ができあがるのかとても楽しみです。例えば、色とりどりの手鞠寿司をのせても素敵なのでは・・・などと密かに想像しています。
「営業日のご案内」ページに6月の営業日をアップしております。
ちょっと変更のお知らせ。
5/31(金)、お客様のご来店希望により11:00~13:30まで営業いたします。短い時間にはなりますが、もしご都合が合いましたら遊びにいらしてください。
それから、6/5(水)12:30~14:00の間だけクローズします。子ども会の役員をしておりまして、学校で会合があるのです・・・。終わったら大慌てで帰ってきます~
角田淳さんのうつわ
2013.05.22
角田淳さんの器が入荷しています。少しだけですが・・・
なんともいえない味わい深い器たち。米のとぎ汁のような乳白色が、ところどころグレーがかっていたり、釉薬が溜まって水色に変化していたり。鉄粉や目跡、場所によってみられる細かな貫入などにより、まるで時代を経た古い器のような深みを感じます。
特に上の写真の器、個人的にぐっときております。手に取ると、胸がしめつけられるような切ない気持ちに。・・・大げさ?いえいえ、ほんとです。ちょっと手放したくない、恋にも似た気持ち。(笑)
大きめサイズ。こんな美しい器だと、素朴な家庭料理も品のある料亭のお料理みたいになりそう。
おなじみ、クグロフボウル。お菓子のクグロフ型をモチーフにつくられた器です。今回は前回の入荷と違うサイズ2種が入荷しました。
オンラインストアでも詳しく掲載しておりますので、ご覧くださいませ。