尾形アツシ　ひび粉引　四方皿　4200円

先週末は大阪・堺の「灯しびとの集い」にお邪魔してきました。
土日のうち日曜日はあいにくの雨だったようですが、私が行った土曜日はとてもよいお天気。
まさにイベント日和でした。
おつきあいのある作家さん方にご挨拶にまわって、会場をぐるぐると。地図とにらめっこしながら、行ったり、来たり。とても方向オンチなので迷子になりそうでした・・・

奈良の尾形アツシさんと新しくご縁をいただきました。
尾形さんの器は、祥見知生さんの本で度々拝見していて、いつか実際に手にとってみたいなと思っていました。今回ご縁をいただけて嬉しいかぎりです。

写真は、薪窯で焼かれたひび粉引という四方皿。とても素敵な器です。
細かいひび、大小の鉄粉、複雑に混ざり合った色合い。
場所によって様々な景色をみることができます。
まるで、器のなかに世界がぎゅっと凝縮されているみたい。
先日のたべものさしさんの撮影でも早速使わせてもらいましたが、お料理もよく映えます。
使えば使うほどよい風合いに育っていくのだと思います。

ほかにも、粉引、ひび粉引の飯碗や刷毛目の大鉢、6寸皿など、選んで持ち帰っています。
どれも土のもつ素朴さと力強さを感じる器。でも、ただ豪快なのではなくて、渋くて、品があるのです。
ぜひお店でお手にとって、いろんな角度から眺めてみてください。