伊藤環さんの工房へ
2010.12.13
見晴らしのよい高台からみえる風力発電
のどかな風景 美しい三浦大根畑 とてもよいお天気でした
この週末、陶芸家の伊藤環さんにお会いするために、神奈川の三崎半島にある工房へお邪魔してきました。
何週間も前からこの日を待ちわびて、二人でドキドキ、ワクワク。
風邪ひいて行けなくなっちゃったー!ということのないように、体調もしっかり整えて・・・
無事、お会いできてよかった!!
午前中からお付き合いいただいて、気がつくと外は真っ暗。
本当に、夢のような時間でした。
最初から最後まで一部始終をここに書き綴ってしまいたいのだけど、なんだかまだ頭がぼ~っとしています。それに、言葉では言いあらわすことのできないものをたくさんいただいた気がするので、うまく書けないかも・・・。
伊藤さんとお会いしてお話を伺って、感じたこと、気がついたこと、確信したこと。
全てが宝物のように心のなかでキラキラしています。
それらを肥やしにして、これからのお店づくりにも生かしていけたらと思います。
写真は、伊藤さんの工房内のギャラリースペース。
白磁や白泥、錆銀彩、枯淡釉など、伊藤さんのさまざまな作品のなかに、古伊万里の器や中国の古い器、アンティークのコーヒーミル、錆びたブリキ缶など古いものたちが混在し、それらが見事に調和されたとても居心地のよい空間でした。ここで美味しいお茶とケーキを頂きながら、いろんなお話を聞かせてくださいました。その間ずっと温かい空気が流れているように感じたのは、伊藤さんのお人柄の素晴らしさゆえなのでしょう。私たちの拙い話にもうんうんと笑顔で耳を傾けてくださって。きっと私たちの目線に合わせて、降りてきてくださったのだと思います。
器だけでなく、伊藤さんご本人の大ファンになってしまいました。
ご近所の素敵な古道具屋さんにも連れて行ってくださいました。
そちらでは、お店のディスプレイで使いたいものをちょこちょこと購入。
三崎ならではのマグロ漬け丼もごちそうしていただきました。
ずっと憧れていた陶芸家さんを前にしてご飯が喉を通るかしら・・・と一瞬思いましたが、それと食欲は別でした。二人ともぺろりと完食!(笑)
マグロが新鮮で本当に美味しかったからというのもあるのだけど。
最後にフードコーディネーターの根本きこさん夫妻がされているカフェ「coya」にも連れて行ってくださいました。こちらもまたとても居心地のよい空間で。。。
ご主人の潤士さんと少しお話をさせていただきましたが、伊藤さん同様、あったかい素敵な方でした。帰り際に、ホテルの食事だけじゃ味気ないからと、新鮮なりんごをぽんと持たせてくださいました。
やっぱり魅力あるひとの周りには同じように魅力あるひとが集まるのだなぁと、しみじみ。
残念ながらきこさんにはお会いできなかったのですが、これはまた次回、伊藤さんのところへお邪魔したときのお楽しみにとっておきたいと思います。
あれあれ?結局長々と書いてしまいましたー
そうそう!伊藤さんの器、入荷はまだまだ先の予定だったのですが、今回工房に少し残っていたものを分けてくださったのです。
私たちにとっては思いがけないプレゼント!
近日中にお店に送ってくださるとのことで、到着が待ち遠しくてなりません。
皆様もどうぞお楽しみに!