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九州出張・3

2017.09.02

有田の照井壮さんの工房へ。
いろんなお話を伺いました。
陶芸を始められた頃から今の作風に至るまでの道のり。あるギャラリーさんとの大きな出会い。思いがけない偶然から生まれた作品の質感。(私も大好きな乳白釉です。)
それから、師匠である鯉江良二さんのこと。鯉江さんの器や作品集なども見せていただきながら、お話に聞き入ってしまいました。
照井さんとも長いお付き合いになりますが、お会いするのはいつもクラフトフェアの会場で毎回ゆっくりお話ができず。今回はとてもよい機会となりました。

サルバドール・ダリの銅版画。
まさかここでダリに会えるとは…

サブカルチャーにも精通している照井さんと、美大出でアートが大好きな奥様。器を離れた部分のお話もとても興味深く、時間が許すならもっと掘り下げて聞きたい話題ばかりでした。

この後素敵なお蕎麦屋さんで蕎麦懐石をいただき、日本の磁器発祥の地である泉山磁石場へ案内していただきました。削り取られた部分は400年もの時をかけて器に。圧倒的な場の力を感じました。

駆け足で回った作家さん訪問の旅。
毎度ながら計画性がなくて、間際にバタバタと連絡してしまったにもかかわらず、皆さんが本当に優しく。泣けてくるくらい温かいおもてなしをしていただきました。
皆さま本当にお世話になりました。
次はぜひ松山で!

工房から持ち帰った照井さんの器。デルフト皿、青白磁と乳白釉の花小皿など。店頭でご案内中です。

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